・KNIMEにはデータ分析に関連する様々な機能が搭載されており、Extensionを用いることにより、PythonやRなどを動かすこともできる。
・少し解析をやっていて、Pythonを回したいシチュエーションに出くわした。それならPythonだけで十分じゃないかという話はいったん置いておいて、KNIMEでPythonを動かす方法を調べてみた。
・まず、Pythonフレームワークとして、Anacondaをインストールした(下図)。
・次に、Anaconda promptで仮想環境を構築した。
conda create -n knimeenv python=3.9 anaconda
・次に、KNIMEでFileからExtensionを追加した。"Python"で検索すると出てくる"KNIME Python Scripting extension"と"KNIME integration ~~"が良さそう。
・次に、KNIMEからPythonの仮想環境設定をする。先のExtensionの後者を入れると、以下の設定がたぶんできる。FileのPreferencesを選択し、左の方のKNIME⇒Pythonを選択し、Python3でさっき作成した環境を選択する(下図)。ちなみに、Python2は私の場合使わないので無視した。
・例えば、適当な数字が入力された列から、基本統計量をpandasのdescribeで算出してみた(下図)。
・デフォルトで、入力データ(表)はinput_table_1という名前のDataFrameになる。出力(デフォルト名output_table_1)はpandasのDataFrameにする。
終わり。