いろいろ倉庫

KNIME、EXCEL、R、Pythonなどの備忘録

【KNIME】KNIMEの使い道

・私の思うKNIMEの長所は、処理の状況をステップごとに視覚的に追えること、習得コストが低い割にいろいろ出来ること(コストパフォーマンスが良い)、世界的に見ればコミュニティが活発であること、desktop版は無料で利用できること、あたりだと思う。
・そこで、私が何にKNIMEを使いたいのか、何にKNIMEを使えるか、少し纏めてみた。

①処理の半自動化
・現在、個別にちまちま対応している処理を、クリック一つで実施できるようにする。
・例えば、様々な人からフォルダに提出されたデータファイルを一回のクリックで一つのファイルに纏める。一つのファイルに纏めることで、BIツールなどで処理しやすくなる。
・例えば、APIを利用してデータを取得する際に、取得項目をリスト化して一気に取得する。
・例えば、条件を指定して、メールを配信する。条件をリスト化することで、何度もメールを作成する必要がなくなる。

ノンコーディングツールとしての利用
・通常、pythonなどでコーディングしなければできないような処理を、ノンコーディングで実施する。習得コストが低い割に色々できることはKNIMEのメリットだと思う。
・例えば、EXCELで扱うには重すぎるデータファイルを処理する。
・例えば、データベースのクエリ処理など、通常コーディングが必要なことを直感的に実施する。
・例えば、簡易的な機械学習モデルを構築したり、機械学習の勉強に利用する。
・例えば、extensionで機能を追加し、化合物の特性解析、バイオインフォ的な処理を実行する。

・更に、①と②を組み合わせ、通常コーディングツールでやるようなことを半自動化することもできる。

などを思いついた。

・もちろん、バリバリにコーディング出来る人でコーディングしたいならそうすれば良いが、私はインフォ系の人間ではく、コーディングが苦手で、出来る限りやりたくない。また、日常的に検索やデータ統合の処理をちまちま実施しているため、業務の省力化もしたい。更にこれらを合わせて、ノンコーディングツール処理を半自動化出来れば満足度は高い。ついでに、(会社のPCではなく)自分の家のPCに入れて好きに遊べるところも素人としては大変助かる。
・以上から、KNIMEは私の目的に叶うツールであると思う。

・欠点は、プログラミングに比べて処理がもっさりしていること、プログラミング程コアな処理が出来ないこと、謎のエラーがたまに出ること(ソフトのバグ?)、日本語の情報が少ないこと、あたりだろうか。


終わり。