いろいろ倉庫

KNIME、EXCEL、R、Pythonなどの備忘録

【KNIME】chunk loopを使ってみたい

・Table Row To Variableを使うと、表を変数化して上の行から順番に渡すループを作ることができる。

・変数化しなくて良いから、順番に数値を渡して欲しいと思う操作があった。

・調べてみると、Chunk Loopというやつがそういうことをできるらしい。ちなみに、Chunkは「かたまり」とかいう意味らしい。

・Chunk Loopの設定画面は以下の通りで、Rows Per ChunkとNo. of Chunkをラジオボタンで選び、それぞれの数を入力する。

f:id:choron81:20210620110120p:plain

・デフォルトはRows Per Chunkで、1に設定されている。これで実行すると、以下のように出力される。各Iterationで、上から順番に1行ずつ取り出されてPileされた。

f:id:choron81:20210620110510p:plain

・例えば、Rows Per Chunkを3に設定すると、以下のように出力された。各Iterationで3行ずつ行が取り出されてPileされた。全部で10行あるので、最後のIterationでは1行だけ出力された。

f:id:choron81:20210620110746p:plain

・次に、No. of Chunkを試してみた。デフォルトの1だとつまらないので、3と入力してみた(下図)。3回のIterationですべての行をPileするという意味らしい。4,4,2行抽出し、3 Iterationですべての行がPileされた。

f:id:choron81:20210620111233p:plain

・上から順番に、何行か、何回かに区切ってデータを渡したい時に使えそう。

 

終わり。