【KNIME】joinerのいろいろ
・キーとなる列の値を使って、2つの表をくっつけるのが"Joiner"ノード
・くっつけ方にもいろいろ癖あるので、メモしておく。
・今回は、上の表に下の表をくっつけるだけのワークフローを考える。
・上の表
・下の表
・GroupとIDの両方をキーに、2つの表をくっつける。
・"Joiner"の設定画面のJoin modeに、"Inner Join"、"Left Outer Join"、"Right Outer Join"、"Full Outer Join"というのがある。
・Leftは上の表のこと、Rightは下の表のこと。
・"Inner Join"でくっつけると、2つの表の両方にキーが存在するものだけ抜き出して、それぞれのデータをくっつける。
・"Left Outer Join"でくっつけると、上の表にキーが存在するものだけを抜き出して、下の表のデータをくっつける。
・"Right Outer Join"でくっつけると、下の表にキーが存在するものだけ抜き出して、下の表のデータをくっつける。ただし、キーは上の表のものを採用するので、下の表にしかなかったキーは"?"で埋まる。
・"Full Outer Join"でくっつけると、いずれか片方の表にキーが存在すればデータをくっつける。ただし、キーは上の表のものを採用するので、下の表にしかなかったキーは"?"で埋まる。
・もしGroup a-c、ID 1-4のすべてのデータを一つの表にまとめたければ、上の表に下の表のキーを含めておき、そのキーを頼りに下の表を"Left Outer Join"か"Full Outer Join"するようにする。
・なお、下の表からくっつけたデータの列(score(#1))を上の表から引き継いだ列(score)に統合したい場合は、”Column Merger”を使う。
終わり。