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KNIME、EXCEL、R、Pythonなどの備忘録

【KNIME】Flow Variablesの右のボックスは何か。

・Flow Variablesの右の方にあるボックス(下図のプルダウンメニューの更に右にある白いボックス)は何に使うのか?

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・試したところ、Flow Variableを出力するためのボックスであり、対応するFlow Variableに名前を付けて出力する機能があるらしい。

 

・Table Creatorで試してみた(下図)。

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・普段全く意識しないが、デフォルトでFlow Variableが設定されており、このノードから、Flow Variableを抽出することができるっぽい。

・例えば、「1列目のカラム名を変数として利用したい!」という場合に、DialogのFlow Variableで、testと名付けてFlow Variableとして出力できる(下図)。

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・testという名前のflow variableにはcolumn1というvalueが与えられている。

 

・知っておくと結構使えるかも。

 

終わり。

【KNIME】Table Column to VariableとTable Row to Variableを覚えたい

・KNIMEでflow variableを扱う際に、Table Creatorで適当に表を作り、Table Column to Variable又はTable Row to Variableで変数化することがある。

・何故か2分の1以上の確率で間違うので、記事にしておく。

・適当に表を作って、それぞれで変数化した(下図)。

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・Table Column to Variableだと、1列目のデータとRow IDで変数を作成する。

・Table Row to Varibaleだと、1行目のデータとColumn IDで変数を作成する。

・ということで、Table Column to Varibaleは1st Column to Variable、Table Row to Variableは1st Row to Varibaleと覚えておくと良さそう。

 

終わり。

【EXCEL】もっと乱数を発生させたい

・前回、rand関数で一様分布の乱数を発生させた。

正規分布の乱数を発生させたい。

 

・使う関数は、norm.inv関数。

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・確率、平均、標準偏差を入力すると数値を返してくれる。

・正確には、乱数を返してくれるわけではなく、入力した平均値と標準偏差正規分布に関して、累積確率が入力した確率になるような確率変数を返してくれる関数。

・rand()関数で0~1の乱数が返ってくるので、これをnorm.inv関数の確率として入力すれば、正規分布の乱数を返してくれることになる。

・実際に乱数を発生させる目的で使うときは、norm.inv(rand(),平均値,標準偏差)のような形になると思われる。

・ちなみに、1000個出してヒストグラムを描くとこんな感じになる。

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正規分布以外の分布でも似たような関数が用意されているので、調べてみると面白いかも。

 

終わり。